有識者会議 200兆円の公的資金、運用変更迫る 株比率高め分散投資を 年金など公的資金の運用のあり方を議論する政府の有識者会議(座長・伊藤隆敏東大大学院教授)は20日、株式など比較的リスクの高い資産の割合を増やし分散投資を進めるべきだとする最終報告をまとめた。120兆円の巨額の資産運用を手掛け、世界最大級の機関投資家である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)については、組織運営体制の見直しなども提言した。最終報告は、総額約200兆円を超える公的資金の運用方針の変更を迫るもので、金融市場に大きな影響を与えそうだ。
報告書は運用の多様化を進めることを提案。株式などを積極的に売買する「アクティブ運用」の比率を高めることを提言したほか、不動産投資信託(REIT)、インフラ、プライベート・エクイティ(未公開株)なども運用対象に追加することを検討するよう促した。伊藤座長は「分散投資により、リスクを増やさずに高いリターンが期待できる」と話した。
GPIFについては理事長に権限が集中する運営体制から、合議制の理事会で運用方針を決めるように促した。また、GPIFは資産のうち60%前後を国内債券で運用しているが、1年後をめどに新しい資産配分比率を決めるよう提案した。
市場では「積極的に運用成績の向上を目指す方針を明確にしており、金融市場にいい影響を与えるだろう」(SMBC日興証券の伊藤桂一チーフクオンツアナリスト)と、市場活性化を期待する声が聞かれた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131121/plc13112110360004-n1.htm これは・・・株は買い時かも知れない・・・・
ブログ・ランキングに参加しています。クリックお願いしますm(_ _)m
- 関連記事
-