サイバー黙示録 2分でわかる世界 Cyber ​​Apocalypse Revising U.S. Grand Strategy Toward China  AIIB事件は歴史的ターニング・ポイント




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Revising U.S. Grand Strategy Toward China  AIIB事件は歴史的ターニング・ポイント

米国は、中国に対する戦略を大幅に見直し。「中国は打ち負かす相手」

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 3月に中国がAIIB設立をぶち上げて、人民元を世界の基軸通貨とする野望を公にしたことは、歴史的、世界的大事件だった。この後、アメリカの対中国戦略が180度転換する。
 ↓
Revising U.S. Grand Strategy Toward China
"China represents and will remain the most significant competitor to the United States for decades to come. As such, the need for a more coherent U.S. response to increasing Chinese power is long overdue," write CFR Senior Fellow Robert D. Blackwill and Carnegie Endowment for International Peace Senior Associate Ashley J. Tellis in a new Council Special Report, Revising U.S. Grand Strategy Toward China.

http://www.cfr.org/china/revising-us-grand-strategy-toward-china/p36371

ポイント①中国の脅威にやっと気づいた米国



遡ること2月にはこんな論文も

手なずけるはずが深刻な脅威に、大間違いだったアメリカの対中政策

マイケル・ピルズベリー
Michael Pillsbury


 米国の歴代政権の中国への「関与」政策は間違っていた。米国が中国と関われば中国は米国主導の国際秩序に協調的な一員として参加してくるだろう、という推定は幻想だった。一貫して中国は米国を排除して世界覇権を握ることを目指しているのだ――。
 この2月、こんな大胆な考察が、米国の国防総省で長年中国の軍事研究を任されてきた権威によって公表された。中国は世界覇権獲得への「100年のマラソン」を走っており、日本を世界の悪者に仕立てる「日本悪魔化」工作もその長期戦略の重要な一環なのだという。
  米国のこの政策ミスは、マイケル・ピルズベリー氏の最新著書『100年のマラソン:米国に代わってグローバル超大国になろうとする中国の秘密戦略』("The Hundred-Year Marathon: China's Secret Strategy to Replace America As the Global Superpower")のなかで明らかにされた。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42935

気づくの遅くね?
 中東、アジア、ヨーロッパと、3方面での軍事作戦が、予算的に無理になったアメリカは、中東、ヨーロッパを薄くして、中国に備える戦略をとりはじめたように見える。以下、その具体例。





米国務長官、プーチン氏と会談 関係改善を協議
2015/5/13 1:36

ケリー プーチン
ケリーとプーチンの会談は4時間に及んだ


 【ソチ=田中孝幸】ケリー米国務長官は12日、ロシア南部ソチを訪れ、ロシアのプーチン大統領と会談した。ケリー氏の訪ロは2年ぶりで、ロシアと米欧が激しく対立する原因となったウクライナ危機の発生後初めて。米ロ外交筋によると会談では両国高官による協議を活発にすることで一致。冷戦後最悪ともいわれる米ロ関係の改善を目指すことも申し合わせた。
 ケリー氏は同日夜、プーチン氏とウクライナ情勢やシリア問題、イラン核協議について「率直な話し合い」をしたとツイッターで明らかにした。「グローバルな課題に取り組むうえで米ロの意思疎通のラインを開いておくことは重要だ」とも指摘した。
 ケリー氏はこれに先立ち、ラブロフ外相とも約4時間にわたり会談した。

 会談の主要議題となったウクライナ東部情勢を巡っては2月に停戦合意が発効したが、政府軍とロシアを後ろ盾とする親ロシア派武装勢力との間で局地的な戦闘が続いている。親ロ派が近く大規模な攻勢に出るとの懸念も広がっており、ケリー氏はプーチン氏に親ロ派への軍事支援の打ち切りを重ねて求めたもようだ。

 一方、プーチン氏はウクライナ政府が和平に向けた親ロ派との直接対話に応じるよう、ケリー氏に影響力行使を求める立場。米国によるウクライナへの武器供与も見送るよう働きかけたとみられる。
http://www.cfr.org/china/revising-us-grand-strategy-toward-china/p36371

ポイント②ウクライナを支援していたのに一転して、ロシアと和解模索





イランの核開発問題 アメリカと合意か

「合意」に沸くイラン 制裁解除への期待と課題

イラン制裁解除


 「中東最大の火種」とされてきたイランの核開発問題が今月、ようやく最終的な解決に向けた「枠組み合意」に達した。イランでは制裁解除への期待が大きく膨らみ、解除を見越した様々な動きが出始めている。イランの株式市場には買い注文が殺到し、一時は15%を超える上昇を記録。旅行業界でも観光客増加を見込んで、ガイドの仕事をしたいという希望者が相次いでいる。イラン国民の「期待度」とともに、ロウハニ政権の思惑、最終的な合意に向けた課題を伝える。

http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2015/04/0415.html

ポイント③ずっと仲が悪かったイランと和解 中東問題から足抜けする米国。シェール・オイル革命で中東のプレゼンスも低下





アメリカは「中国封じ」に立ち上がれ

米軍艦船
中国が建設中の人工島周辺に米軍の艦艇や偵察機の派遣を検討


 中国が南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島に人工島を建設するなどして領有権の拡大を主張している問題をめぐり、アメリカがついに積極的な行動に踏み出すかもしれない。

 米メディアは先週、アメリカ政府が人工島の周辺に偵察機や艦艇を派遣して、中国に直接的に対抗する選択肢を検討している、と報じた。折しもアメリカでは、南シナ海での領有権紛争をめぐる政府の対応が不十分だとの議論が巻き起こり、より大胆な関与を求める声が上がっている。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2015/05/post-3663.php


ポイント④人民元が基軸通貨を目指すなら、本気出す米国 これ以上の中国の台頭は軍事的にも経済的も許さない



アメリカの本音
 ①EUとその周辺のことは、EUに任せる。ウクライナ問題も手打ちにしたい。
 ②中東問題もプレゼンスが下がったので、イランと和解する。イスラエルが怒っていても無視。 

 アメリカ最大の問題は、中国が人民元で基軸通貨の座を狙い、IMF、世界銀行体制に挑戦してきたこと。
 その野望阻止のために、アメリカは中国に対する戦略を大転換する。


 安倍総理は、今年年内のプーチン大統領訪日を模索。この動きは、アメリカとロシアの接近に呼応している。日米は、中国とロシアを引き離し、さらに味方に引き入れたいとも思っているはずである。


これから起きるであろうこと(軍事力を使わない方法でのアメリカの威信をかけた策謀)

 中国への投資の抑制・引き上げ → 中国経済失速 中国バブル崩壊 
 中国によるAIIB運用失敗 参加に署名しない国の出現(すでに7カ国)
 中国の民主化支援(CIAの暗躍)
 中国の非人道的社会体制 民族弾圧などをプロパガンダ
 中国のアフリカ投資失敗
 
余談
中国大好きの糞たぬき爺のキッシンジャーが、AIIB事件を契機に、反中に転向したらしいです(藁



おまけ 日高義樹 ハドソン研究所首席研究員 『アメリカの新・中国戦略を知らない日本人』アメリカは尖閣で戦う! より

 ワシントンには大きく言って中国に対する3つの違った姿勢をもつグループが存在していることである。

 1つは、民主党の左寄りのリベラルなグループや『ニューヨーク・タイムズ』で、いまの中国と協力して国際社会を動かしていこうというグループである。

 もう1つは、中国が資本主義化を進めて経済的に豊かになれば、やがて民主主義制度に移行し、平和勢力として優れたアメリカの同盟国になるだろうと考える人々である。このグループは、キッシンジャー・グループと重なるが、すでに述べたように、現在のオバマ政権にはキッシンジャー・グループの人々が大勢いる。

 3つ目のグループは、独裁的な中国の共産主義体制を滅ぼさなければならないと考えているブッシュ前大統領のグループである。その中核は、共産主義を悪魔だと主張してソビエトを滅ぼすことに全力を挙げたレーガン大統領を信奉するグループで、「レーガン・リパブリカン」と呼ばれている。




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[ 2015/07/02 01:24 ] 国際 | TB(0) | CM(0)

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